新生児の出生後

おはようございます。ouimama助産師です。
身体の基礎や人生論などでもよく言われる、人は出すが先はよく聞いたことがあると思います。
そのことを教えてくれるのが新生児の生理的な現象です。人は産まれた時から本能的に必要なことをしているのです。
やっぱり新生児ってすごい!!とうことで詳しく書いてみました♩

産まれた後の自然な生理的現象から大切なことを紐解いていきたいと思います。

新生児期…

一生のうちでも最も成長が著しくその成長は運動や精神面、多岐にわたります。
また愛着が形成され人に対する基本的信頼を育む重要な時期と言えます。
産まれてから生後28日未満と定義されています。

新生児は産まれてまず何をするかに注目!
それはみなさまご存知!!まず泣くということなのです。
泣いて産まれてくるのは
泣く=吐く つまり出すことからはじまるのです

そう!出すのが先なんです。産まれてすぐに行うことは出すこと!!
泣いて産まれてくるのは吐くことからスタート!!

呼吸については有名ですよね。ちなみに死ぬときは「息を引き取る」と表現しますが、吸って終わる意味を含むようです。

人間の生死の呼吸からも分かるように出すからはじまり、その後入るが身体の基本です。

胎便の排泄も母乳やミルクを入れる前に出すことのひとつ

胎便とは…赤ちゃんが最初に出すうんちのこと。見たことある方はご存知だと思いますがネバ~っとしていて黒~緑色。早めに出してしまわないとどんどん固くなってしまいます。

身体から不要なものを先に出す基本を新生児は分かっているのです。
その結果生理的に体重減少が起こるのです。

生理的体重減少とは自然な現象で生後2~5日目くらいを目安に体重の10%未満ほど減少します。

ここまでご覧いただいて新生児が先に出すが基本であることがお分かりいただけたと思います。
であれば出すことがスムーズに出来るようにサポートしてあげればあとは自然に入るようになるのです。

これは子どもの体調不良の時や大人のスキンケアなどすべてに応用できると思いませんか??

身体を正常に巡らせるためには出して入れての順番が大切なんですね。

ちなみに胎便の排泄を助けるのはみなさま、何だかご存知ですか??
母乳!!それも最初に出る初乳なんですよ♡

身体ってすごいですね。神秘です。
その神秘をいつも近くで体感できる助産師という職業がほんとうに大好きです…(話が逸れてしまいました)

まとめ

産まれたあとの自然な生理的現象が教えてくれる大切なことは
滞らせないこと
循環させること

出すが大切なわけでもましてや入れることが大切なわけでもありません。(入れることにフォーカスされることが多く飲まさなければならないと考える人は多い印象です)

その順番は出すから入る それが自然なのです。

今日もご覧いただきありがとうございました。

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