7代先まで考える
こんにちは。ouimama助産師です。
7代先まで考える そう考えてくれた先祖たちが守ってきたものってなんだろう
今この社会があるのは間違いなく先祖が選択し行動してきた結果になります。
7代先を考えた先祖に習ってわたしなりの役割を果たしたいと思います。
時代が変わったんだから仕方ない
母乳が出ない人もいるのに苦しめて
こんな助産師がいない産院で産めてよかった
粉ミルクで助かった 楽だから
たくさん意見をいただきました。
時代は変わるし母乳をあげたくてもあげられない人がいることも、もちろんその通りです。
でもみなさんよく考えてください。
母乳は一体誰の為に最良でしたか?
新生児は母乳を飲むためにしか身体を用意していないんです。
母乳は誰の為に存在するのでしょうか。
至ってシンプルなことだと思うのです。
生きていくためにこれまで先祖から受け継がれた遺伝により、母乳を飲むことで人は心身を含め
成長するようプログラミングされているんです。
それを勝手に大人が人工的に作ったものでいいとか母乳に近いとか言っているだけで
これまで受け継がれた生命の歴史に太刀打ちできるはずありません。
比べるに値しないと思います。
子ども~大人になるにつれて添加物や放射能、汚染された空気など避けようのないことはあります。
でもこれだけは7代先まで残したい
生命を授かれること
育めること
そして産まれた我が子が自分で食べて生きれるまでは母乳を与えること
そこまで出来なくなってほしくないとわたしは思います。
わたしの子ども、そして孫、またその孫まで社会がどれだけ変化しようと守りたい
行動遺伝学という言葉があります。
この先、母乳でなくて別のものでも人は生きていかざるを得なくなり
もしかしたらこれまで受け継いだものは変化してしまう未来がくるのかもしれません。
今、身体に何らかの変化が起こるとかそんな話ではなく
これまで遺伝的に受け継いだ慈悲の心 我が子を無償で愛する心
そういった心が妊娠、出産、育児の中でまた次の世代に継がれるのではないでしょうか。
今実際に母乳がしたかったけど何らかの理由で出来なかったことに悩み苦しまれている方ものすごく気持ち分かります。
わたしもそうでした。
母乳すら我が子にあげられないことを責めて何度も泣きました。
今でも思い出すと胸が苦しいです。
でもそれだけ母乳をあげたいと思う気持ちこそ愛なのではと思うのです。
母親が本能的に母乳を我が子に与えるべきものだと知っているからだと思います。
だからわたしは今後も
母乳育児を徹底支援しもし補足が必要なら自然に存在しているヤギミルクを提案します。
これから産まれる子どもたちの為にもその思いは変わりません。
出ない方に出るような方法を一緒に考えます。
授乳が辛いならそれが何故かを考え最適な方法を一緒に考えます。
みなさまが大切に育んだ生命を守り その子どもたちの未来を考える それがわたしの思う助産師です
すべての生物は本能的にできるだけ子孫を残す努力をする
母鳥は自分がどれだけ空腹であっても遠くの空を飛んで餌を探し、それを雛鳥に分け与えることを忘れない
7代先の子孫への影響を考える
新生児のまっさらで邪気のない姿は大人に課題を与え学ばせようとしているのかもしれませんね。
今日もご覧いただきありがとうございました。